Apr 05 2011
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おさらいですが、福島第一原発の事故がカラダに与える影響を、3つの立場で別々に考えることが重要です。 1)原発事故の現場で仕事をしている作業員の方、2)福島県の原発に近隣する地域の住民の方、3)その他の地域の一般市民です。
原発作業員の被ばく限度が250ミリシーベルトまで引き上げられました。しかし、200ミリシーベルト以上となると、ごくわずかですが、発がんの危険が高まる可能性があります。線量計を身につけて被ばく線量を測るべきですし、白血球が減っていないかなどの検査やフォローアップを行うことも重要です
被ばく量が200ミリシーベルト以上になると、白血球が下がり始めます。仮に、作業現場で、線量計が足りないなどの理由で、被ばく線量が分からない場合でも、白血球が低下していなければ、上限以内の被ばく線量だと推定できます。(もちろん、作業者各自が、つねに線量計を携帯すべきですが)
福島県の原発近隣の住民の方の場合も、適切な避難などにより、被ばくによる健康被害はまずありません。ただし、場所によっては環境放射線が高いところがあることが分かってきました。よりきめ細かい測定と迅速な対応が望まれます。
原発から離れた一般市民の方については、被ばくによる影響を心配する必要は全くありません。東京、埼玉、千葉などはもちろん、福島県に接する各県も同様です。
一般市民、近隣住民、作業者、すべての方に言えることですが、被ばくそのものよりも、「被ばくしたのでは?」といった心のキズや、「がんになるのでは?」といった不安の方が心配です。とくに、近隣住民の方への心のケアの問題は、大変重要です。追って取り上げたいと思います。