Jun 06 2012
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「実は今、若者の〝大企業辞めた自慢〟がホットなんですよ」と話すのは、若者の就活事情に詳しい常見陽平氏だ。
「これは、現代の若者の就職難と連動しているのです。就職状況が厳しいから就活に没頭する若者が増えました。いや、彼らは就活に没頭するだけでなく、成長意欲と、面接でアピールするネタを作りたいという下心から学生団体を立ち上げたり、ボランティアをしたり、ツイッターやフェイスブックで社会人との接点を持ちたがる。就活に夢中な学生を就活エリートや就活マシン、自分磨きに一生懸命な学生をやゆして『意識の高い学生』と呼びます」
それって良いことなんじゃないんですか?
「就活に前向きに取り組むのは大切なのですが、実はこのタイプの学生には入社してから『こんなはずじゃなかった』といった具合に理想と現実とのギャップに悩んで辞めてしまう人が少なくないんです。そして、『大企業で働いていたけど、ソーシャルメディアに対する理解がまったくない会社で…』と会社名を出してブログなどに書きこんだりする。就活を頑張り過ぎたり、自分磨きに一生懸命な学生ほど、ギャップに悩むのです」
つまり、意識は高いのに社になじめず、しまいには辞めた自慢を行うという悪循環が起きているのだ。インターネットの世界では、知名度の高い会社ほど評判になる。そのため前述の若手社員のみならず、「○○辞めました」と大企業を辞めたことを赤裸々に書いているブログは探してみると意外なほど多い。