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Jan 25 2012

 「全基止まれば、大打撃になる」。柏崎刈羽原発内のポンプや建物のメンテナンスなどを請け負っている山田工業(柏崎市)の徳間昭則社長(55)は、同原発の全基停止に危機感を募らせている。

 同社が請け負う仕事の件数でみると、柏崎刈羽原発内の仕事は約2割。定検中にできる仕事もあるが、全体のボリュームは間違いなく減るという。いつ再稼働するのか、という見通しが立たないため、来期の事業計画もたてられない。

 「いつまで止まっているというのがわかれば、従業員を他に回すこともできるけれど、それもできない」

 同業者からは「このまま止まってしまえば経営が厳しい」と、倒産を危ぶむ声も上がっているという。徳間社長は「危険な原発なら、私たちも働きたくない。でも、国が『安全』だと認めるなら仕事をしたい」と語る。

 政府には「安全かどうか、という判断を早くしてほしい」と考えている。「福島第一原発事故の検証」を繰り返す泉田知事には「福島第一原発の4号機は止まっていても事故が起きた。止めておけばいいというわけではない。何がどうなったら柏崎刈羽原発が安全と言えるのか、を示してほしい」と訴える。

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