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Aug 30 2014

育休を終え、一日も早く仕事に復帰したいと焦る30代のママから相談を受けることが多い猪熊さんだが、やはりママ達に言いたいのは「ちょっと待って」の一言。

 「戻れる場所があるのに、何をそんなに焦るのか。時短勤務になって、たとえ給料が減ったとしても、給料に代えられない子育てという選択をしていると考えてほしいんです。今は目の前の焦りや悩みが永遠に続くと感じるかもしれませんが、子育てできる時間なんてあっという間に過ぎてしまうもの。どうか、今、子どもと向き合う時間を大切に、充分に楽しんでほしい」

 猪熊さんもかつて「今保育のことを私が書かなくて、一体誰が書くのよ!」と焦った時期があった。「でも、あのときは時代が保育のことなど求めていなかった(笑)。当時、腐らずに子育てをしながら、見聞きしてきたことが、今になってすべて役に立っています。仕事は取り戻せる時期が必ず巡ってくるから安心して、と言いたいですね」

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 「DUALでも『仕事はリベンジができるけれども、子育てではできない』というメッセージの記事が大変読まれていましたが、子育てだってリベンジはできます。私はそれを『子どもへのまなざし』(福音館書店)という名著をお書きになった佐々木正美先生から教わりました。育て直しは何度でもできるんです」

 事実、猪熊さんも子育てにおいて、リベンジに挑まざるを得ない時期があった。最初の子どもだった長女と、手が掛かる双子の長男・次男には何かと手を焼いてしまう日々。つい手薄になってしまった次女との関係。気が付くと、気まずい間柄になってしまった。「このままではいけない」と、あるとき、トコトン向き合うことを決意した。

 「『子どもを抱きしめてあげてください』という佐々木先生の言葉に、思わず泣きそうになりました。その言葉通り、思う存分、次女を抱きしめました。それから関係が変わったと思います。子どもっていうのは実にけなげなで、いじけているそぶりをしているけれど、本当は親に抱きしめられるのを待っているものなんですよね」

 『子どもへのまなざし』には「子育てというのは待つことである」という一節もある。

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かつてのような濃密なコミュニティーの復活は期待できない代わりに、緩いコミュニティーのきっかけになるのが保育園や学童、そして学校のPTAだ。そこでDUAL世代のパパ&ママがしてしまいがちな失敗が「会社のルールを地域に持ち込もうとすること」だという。

 日ごろから効率性や時間当たりの生産性を意識するあまり、保護者会でのママ達の長いスピーチに「結論から話してください」と突っかかったり、あまりのローテクぶりに「私が改善しなければ」と張り切ってしまう。会社のルールを持ち込んだり、便利なITを導入しようと奔走し、その場を円滑に収めているつもりでいて、かえって周囲の関係性を悪くしているパパ&ママも少なくない、と猪熊さんは指摘する。

「保育園や学童、PTAの集まりをはじめ、子どもがいる世界というものは決して自分の思うように物事が進まない、会社とは真逆の極めて非効率な世界なんです」

 ライターという仕事に近いという理由で、小学校のPTAで広報を務めたことのある猪熊さん。先輩ママからのアドバイスもあり、「PTA活動では自分の仕事に最も遠いことに就くのがよい」と自分なりに結論付けたそう。得意分野だとなまじっかうまくできてしまうため「8ページの会報誌なんか、私が一晩で割り付けしてやるわよ」と一人で突っ走ってしまい、これが思わぬ空回りになってしまったという経験がある。

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Aug 29 2014

私がお勧めしたい2つ目のテクニックは、「マインドフルネス・イン・アクション」――行動の中でマインドフルネスを行う、という方法だ。新たな訓練を日課として設けなくても、「物事に数秒単位で集中する」ことによって、1日の経験を少し違ったものにできるのだ。

 たとえばあなたが会議中に、誰かの発言を聞きのがしたこと、あるいはこの数分間意識が別のどこかに飛んでいたことに、ふと気づいたとしよう。あなたは聞くことをやめていたのだ。次の会議のことや、この後に詰まった予定のことを考えていたのかもしれない。あるいは単にぼけっとしていたり、携帯のメールに気を取られていたのかもしれない。これは誰にでも起こりうる。厄介なのは、深刻な誤認や、チャンスを逃すことにつながり、時間の無駄になりかねないことだ。

 そこで、会議では「1度に数秒間だけ、耳を傾ける」ことに最大の努力を払ってみよう。これは口で言うほど簡単ではないのだが、訓練を重ねるうちに、集中力を途切れさせず継続して聞けるようになる。意識が逸れていることに気づいたら、すぐに発言者の声に意識を戻す。この「集中し直す」という作業を1つの会議で数十回もやることになるかもしれないが、それはごく自然なことだ。人がどれほど頻繁に集中力を逸らすものなのか、私たちは自覚していない。さまよった意識を戻す時には、常に穏やかに、根気をもって行うこと。これは「いまこの時」に意識を向ける訓練なのだ。

 上記に挙げたテクニックは、文字通り、意識を鍛え脳の配線を変える行為だ。その結果として3つの重要な変化が起こる。①集中力が高まる、②物事をより明瞭に把握できるようになり、判断力が向上する、③心の平静が養われる。心の平静は、精神面・感情面の負担を軽減し、創造的な答えを見出す可能性を高める。

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1つ目に、私が「マイクロ・メディテーション」と呼ぶテクニックを試してみてほしい。これは1回1~3分の瞑想を、1日に数回やるという方法だ。1日を通して特定のタイミングで、自分の呼吸を意識するのだ。たとえばストレスを感じ始めた時や、やることが多すぎて時間が足りないと感じた時、あるいは気が散ってしょうがない時や、興奮を抑えきれない時でもよい。

 まず、自分がどう呼吸しているかに注意を向ける。それは浅い呼吸なのか、深いのか。息をひそめているのか、その時にお腹を引っ込めているのか、あるいは背中を丸めているのか。

 次に、お腹に息を届かせるように呼吸を始める。ただし力んではいけない。腹式呼吸を不自然に感じるなら、胸の下あたりまで吸い込むのでも構わない。もし意識がさまよってしまったら、徐々に呼吸へと意識を戻せばよい――集中力を一瞬失った自分を責めることはない。

 このマイクロ・メディテーションを定期的に実践してみれば、やがて注意力と落ち着きが増すことに気づくはずだ。この方法がマインドフルネスと集中力を高める訓練となるのだ。1日に2~4回、あるいは毎時間、または会議に行く前など、可能なタイミングで実践する予定を決め、忘れないようリマインダーをつくっておくとよい。状況に応じて不定期にやるのもいいだろう。会議やプレゼンの準備として、あるいはストレスを感じた時や、マルチタスクによって集中力が削がれている時などだ。マイクロ・メディテーションによって本来やるべきことに自分を戻すことができ、マインドフルネスの筋肉を鍛えることにもなる。

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「人間国宝のお茶碗で抹茶が飲める」「出張美術館」の2つのサービスの共通点は、美術館に来てもらうために、美術を好きになるきっかけを提供している点です。特に、一般の方にはハードルが高い美術品のようなモノの場合、好きになってもらう、興味を持ってもらうところに最初のハードルがあります。これは、程度の差こそあれ、どんなプロダクトにも言えることで、モノがあふれた時代にお客様を増やすには、まず興味を持ってくれるお客様のパイを増やすことが大事なのです。

たとえば、「あの美術館へ行けば、人間国宝のお茶碗が見られるよ」と誘われるのと、「あの美術館へ行けば、高い茶碗でおいしいお茶が飲めるよ」と誘われるのでは、どちらが魅力的に聞こえるでしょうか?

前者の誘い文句で来てくれる方々は、ありがたいお客様ではありますが、とても限られた人であると同時に、そもそもこちらから強いアプローチを必要としないお客様でしょう。

後者の誘い文句で来てくれる方が大半です。実際に足を運んでもらうためには、むしろ本質的な欲求、たとえばおいしさや楽しさを訴えかけて、まずは美術に興味を持つ入り口を作ることが必要なのです。

これは、「出張美術館」でも同じことが言えます。学校の体育館という気楽な場所、それも無料で開催することで、「ちょっと暇だからのぞいてみるか?」と思わせる環境を作り出しているのです。

こうしたアクションは、興味を持ってくれる人を地道に増やしていくものですから、すぐに売り上げに直結するわけではありません。しかしながら、人は最初に興味を持ったきっかけを覚えているものです。

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覚えておくべき原則

【やるべきこと】
●柔軟な姿勢を保つ。同僚が仕事に打ち込んでいない背景には、あなたの知らない事情があるのかもしれない
●上司に話す前に、本人と話し合う
●同僚の振る舞いが皆の仕事にどう影響しているのか、具体的に示す

【やってはいけないこと】
●問題そのものにとらわれないこと。あなたの生産性に影響がないのであれば、あなたが正すべき問題ではない
●振る舞いを改めるチャンスを1度以上与えることなく、上司に告げてはならない
●非難するような口調は避けること。相手への関心を前面に押し出して対話する

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仕事に全力を尽くさない人と一緒に働いた経験は、誰にでもあるだろう。1日中フェイスブックをチェックしている、昼休みを2時間とる、まったく締め切りを守らない、といった同僚だ。しかしどれほど腹立たしいと思っても、その人の振る舞いがあなたの仕事に実質的な影響を与えていなければ、サボりを取り締まる警察の役を負うべきではない。「過敏な警報アラームのような人だ、という評判を招いてはなりません」と言うのは、バブソン・カレッジの経営学教授で『影響力の法則』の著者であるアラン・R・コーエンだ。ハーバード大学医学部マクリーン病院のコーチング研究所を創設した、スーザン・デイビッドも同意見である。「やる気のない同僚があなたの仕事や昇進の邪魔をしていないのならば、放っておいて自分の仕事に専念したほうがいいでしょう」

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Aug 28 2014
北海道の高橋はるみ知事(左)から特別「福」知事に任命された大泉洋さん=28日午後、札幌市中央区 (via 北海道、大泉洋さん「福」知事に 高橋知事が任命、任務は魅力発信 - 47NEWS(よんななニュース))

北海道の高橋はるみ知事(左)から特別「福」知事に任命された大泉洋さん=28日午後、札幌市中央区 (via 北海道、大泉洋さん「福」知事に 高橋知事が任命、任務は魅力発信 - 47NEWS(よんななニュース))

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本館のデラックスルーム(和室にベッドを置いたタイプのお部屋です)に、専用のライティングデスクとライトをご用意いたします(座卓と座椅子のご用意も可能です)。都心の一等地にありながら、緑に包まれた閑静なお部屋で、心ゆくまで原稿執筆や著者校正にご専念ください

●ご希望により、ご滞在中、編集者が定期的にお部屋をお訪ねし、執筆・校正に関する打合せやご質問などを承ります。

●基本プランでは朝・夕食をご用意いたします。

(御夕食は池波正太郎さんのエッセイにもしばしば登場する「てんぷらと和食山の上」、または「鉄板焼きガーデン」からお選びいただけます。ご朝食は和食と洋食からお選びください。また、別途チケットをお求めいただくことで、御昼食も館内の3つのレストランでお召し上がりいただけます)

●外出もご自由にしていただけます。

●ホテル近くのフィットネスクラブを無料でご利用いただけます。

●館内でご利用いただけるお飲物券を差し上げます。

●2泊3日を基本に、お客様のご要望に応じて延泊も承ります。

●2名様でもご利用いただけます。

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